皆さん、こんにちは!
さてさて、あす、8月2日発売となる、山下達郎さんのニューアルバムは、あの大人気シリーズ『COME ALONG』がパート3として33年ぶりに帰ってきました!!
先日、7月17日の海の日、これを記念して、千葉の bayfm78 で特別番組で、なんと、6時間にわたり生放送されました。
DJはもちろん小林克也さん。午後1時からの放送でした。
海がテーマで、海にまつわるエピソードや、リスナーさんとのやりとり、私はこれを聴いて、まるで海の近くにいるような錯覚を覚えたのもまだ記憶に新しいです。
その完全ノーカット音源は以下リンク先のワタシの特設サイトから聴けます。
クリックでページに飛びます
↓
『bayfm78 海の日2017 スペシャルプログラム 『Surfside Graffiti』 by 小林克也 (2017年7月17日)』
※ COME ALONG 3 日本語バージョンが始まるタイムは 3:00:05 から
山場は、午後4時にスタートした山下達郎『COME ALONG 3』のこの日限定の日本語DJ版!!
それを生でやろうっていう企画。いや~斬新でしたね~
もちろん、販売されるCDでは小林克也さんによる英語DJ版です。
これを聴いて、やっぱり小林克也さんって天才DJだと思いましたね。
さてさて、私は『COME ALONG 3』のCDを予約をしていたので本日8月1日に入手できたのですが、
感想は、
海の日、あの日ラジオから聴いたあのサウンドは英語版となってついに我が家にやってきた!
といった感じです。
ジャケットデザインは、お決まりの鈴木英人 (Eizin Suzuki) さん!
イイ!
山下達郎さんの『COME ALONG』とは、もともと山下達郎さんがレーベルを離れたあと、レーベルが達郎さんの知らない間にレコード店での山下達郎作品の販促として、店頭演奏するために特別制作したレコードで、本来は販売目的ではなかったものです。それを店頭で聴いた多くのファンの熱烈な要望によって市販化されたものがはじまりで、舞台はハワイのFM局で山下達郎の曲が次々と流れるという設定。
伝説のDJ、小林克也さんが担当。
これを車なんかで聴いた日には、もう、そこは、ハワイの海沿いを極上ラジオ番組を聴きながらのドライブ感覚!
英語のDJが入ることでまた違った楽しみ方ができるというスペシャリティなシリーズなのです。
その第3弾が、このたびリリースということで、告知させていただきました。
今回はアナログ盤のリリースはありません。CDのみ。
さらに、過去2作品も最新リマスター音源で高音質になって帰ってきた!
過去の『COME ALONG』シリーズ2作品と今回の『COME ALONG 3』を同時購入で、
いろいろと非売品グッズがもらえるというキャンペーンつき!
応募はがきによると、
締切はこの8月末です。
お求めはお早目に。
さて、
『COME ALONG 3』 の曲目をリストアップしておきます。
Track List:
01.Keoki la Molokai Kid 偉大なサーファー伝説?! (小林克也による海にまつわるエピソード)
02.CHEER UP! THE SUMMER
03.高気圧ガール
04.悲しみのJODY
05.踊ろよ、フィッシュ
06.I Love You...PART1
07.さよなら夏の日
08. ドーナツ・ソング
09.僕らの夏の夢
10.THE THEME FROM BIG WAVE
11.新・東京ラプソディー
12.JUVENILEのテーマ~瞳の中のRAINBOW
13.SOUTHBOUND#9
ワタシは、上記リンク先にもバックアップしてある海の日のラジオ生放送で日本語版を聴きましたが、
COME ALONG 3 の部分のDJのトーク部分の内容はCDの英語版と同じで、それを発売に先がけて日本語でやってみたというものでしたが、いきなり海にまつわるストーリから入り、海、夏、をアピールする素晴らしいDJトーク内容でした。
DJトークがあるのとないのとでは全然違う。
DJが入ることで達郎の曲は化ける。
小林克也さんもラジオでこんなふうに言っています。
『やっぱね、聞きようによって、達郎の唄は化けるんだと思う。』
というわけで、ぜひ!このCDは日本語訳を読みながら楽しんでいただきたい。
英語にたけている方はそのままで。
小林克也さんもラジオでおっしゃってました。
特に冒頭の、海にまつわるエピソードはイイですね~。
こういった海にまつわるエピソードが海の日のFM放送ではいくつもあって、素敵だったなぁ~と感じました。
達郎さんの下積み時代の話なんかも登場します。
『夏だ!海だ!タツローだ!』
80年代からのこのフレーズ、『COME ALONG 3』を聴いて今年も使っていきましょう!
山下達郎「COME ALONG 3 -TRAILER-」
https://youtu.be/DMm1_fHZNNs
山下達郎/COME ALONG 3
発売日:2017年8月2日(水)
品番:WPCL-12690
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最新リマスター盤です。大傑作!
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山下達郎 "COME ALONG 3"
2017 第42回 江戸川区花火大会 [8月5日]
みなさん、こんばんは!
今夜は、私の住む東京都江戸川区で毎年恒例、2017 第42回 江戸川区花火大会 が行われ、
近くに住む私は一人でカメラ片手に楽しんできました。
単発花火は、写真で。
音楽とのコラボによる派手目な花火は動画で撮影しました。
江戸川区の花火大会はオープニングで、富士山が浮かび上がることで有名です。
それでは、今夜の写真や動画を楽しんでください。
動画も撮影しました。
2017 第42回 江戸川区花火大会 [8月5日] (1/8)
https://youtu.be/zmL4j7WAwLo
2017 第42回 江戸川区花火大会 [8月5日] (2/8)
https://youtu.be/0kt0F_CihB4
2017 第42回 江戸川区花火大会 [8月5日] (3/8)
https://youtu.be/HoyGQkXU9Ww
2017 第42回 江戸川区花火大会 [8月5日] (4/8)
https://youtu.be/WttxfNfk45o
2017 第42回 江戸川区花火大会 [8月5日] (5/8)
https://youtu.be/rtIm9SlWDRE
2017 第42回 江戸川区花火大会 [8月5日] (6/8)
https://youtu.be/EXrGerSA6Xc
2017 第42回 江戸川区花火大会 [8月5日] (7/8)
https://youtu.be/aTHIL7BEG1M
2017 第42回 江戸川区花火大会 [8月5日] (8/8)
https://youtu.be/UwAY1FSlIrU
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SOWECO
皆さん、こんにちは。
お盆休みも明けて、真夏の猛暑日から少し解放された感のある今日この頃でありますが、いかがお過ごしでしょうか。
さて、今回ご紹介するのは、スウェーデン発、実力派アーバン・ソウルなトリオグループ、SOWECO (ソウェコ) が先月7月にリリースした新作であります。
『Keep On (キープ・オン)』
※ 前作『ONLY YOU (オンリー・ユー)』の紹介記事はコチラ → https://ameblo.jp/recomania/entry-12264580695.html
この、SOWECOというのは、AORファンに限らず、アシッド・ジャズ系がお好きな方々からも絶大な支持を受けている、最も今輝いていると言っても過言ではないスウェーデンの3人組ユニットであります。
このユニットはメンバーがセッションミュージシャン出身で、元々はスムース・ジャズ系の2人組ユニットでした。
その後、AOR的要素を取り入れることとなり、昨年の記念すべきSOWECOとしてのデビューを飾ったのでありました。
なので、アシッド・ジャズ好きさんにも納得なサウンドなのは当然といえば当然なのであります。
その前作『ONLY YOU (オンリー・ユー)』から1年半。
彼らは更に音を進化させてきました!
より、AOR寄りなサウンドに。
アルバムを通して、1つの作品なんだなと感じさせる1枚です。
AORといえば、Adult Oriented Rock の略であはありますが、一方で Album Oriented Rock とも言われるくらいで、まさにその両方の素質を持ったアルバムの完成といったところです。
前作に続き、ジャケットもなかなか良いですね!
(上のジャケット写真はクリックで拡大できます)
ウェエスト・コーストを思わせる、ヤシの木を取り込んだジャケット・アートワーク。
アータイ(アーティスト名/タイトル)の記述も主張が少なく、素敵なアートワークですね。
このジャケットを一言で言い表すならば、これこそがAORなのではないでしょうか。
さて、そのサウンドはというと、全体的に良いといった感想を持ちました。
どれがキラートラックか。
これは、悩みました。
結果、これこそがキラートラックというものはなく、全体通して聴きたい1枚だという結論に至りました。
もし仮に、シングルカットするとするならば、ラストのポップな明るいナンバー『LUCKY CHARM』かなとは思いますが。
いや~しかし、どの楽曲も非常にクォリティが高く、AORの伝統に従いつつも、現代のサウンドとして完成させています。
どちらかというと、夜にマッタリと聴きたいAORといった趣で、
これもまたアシッド・ジャズ好きさんにもウケがよさそうです。
聴ける音楽紹介記事と謳っている以上は、どれかに絞って試聴音源を紹介しなければと思っていましたが、
どうしても1曲、2曲にしぼりきれないという、クォリティの高さ。
まさに渾身の1作です。
私自身が100回は聴いて、ほぼむりやり選んだ曲が以下の2曲です。
先に述べましたとおりアルバム全体で1つの流れがあるといった作品なので、
これは是非、購入していただいて、全曲を通して聴いていただきたいところであります。
それでは、私の独断で選んだ2曲のうち、まずは1曲目を。
トラック6
“LET THE RAIN FALL DOWN”
まずは、どうぞ。
SOWECO - Let The Rain Fall Down (2017)
https://youtu.be/TtLZGdFFp0c
そして、
アルバムの最後を飾るのは、このポップなナンバー。
“LUCKY CHARM”
直訳すると「幸運のおまもり」です。
今年も残り半分を切っていますが、これから皆さまにいいことがありますように。
それでは、どうぞ!
SOWECO - Lucky Charm (2017)
https://youtu.be/oOQUJAeArDU
いかがでしょう。
これはAORファンを自称する方なら持っておきたい1枚じゃないかなと思います。
もちろん、この2曲だけではこのアルバムは語れません!
SOWECO is
●Frederic "Frosche" Renmark - Lead song and backing vocals
●Mattias Ross - Piano, all keys, and programming and backing vocals
●Peter Gustafson - drums
-- Additional Musicians --
●Petra Carlenarson - Vocals
●Johan Björklund - Guitar
●Andres Kotz - Bass
ご購入はコチラから。
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SOWECOのファーストアルバム『ONLY YOU』は、こちらからどうぞ!
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【訃報】 Walter Becker (Steely Dan)
緊急の大ニュースです。
Steely Dan の Walter Becker (ウォルター・ベッカー) が本日9月3日に亡くなりました。
AORを語る上で、欠かせない、Steely Dan の中核メンバーである Donald Fagen (ドナルド・フェイゲン) の相方さんです。
私は2007年の8月19日の来日公演(Billboard Live Tokyoのオープンの杮落し公演)で初めて生で見たわけですが、
ステージでは目立つこともなく、とてもまじめな紳士でした。
彼は、Steely Danでの仕事以外にも
AORという枠にとわられない、超大物プロデューサーでもあり、ソングライター、ギタリストでした。
もうすぐ相方の Donald Fagen が来日という、このタイミングで急逝とは、
ショックで言葉がありません。
Donald Fagen氏は、とうとう一人ぼっちになってしまいました。
1972年、Steely Danとしてバンドデビュー。
幅広い音楽層から今なお特別視されている超大御所バンド(のちに2メンユニット化)でした。
アルバム『Aja~エイジャ』は良好録音盤としてもオーディオマニアも注目する1枚。
音楽史に残る大傑作でした。
彼の死について、私の個人的な感想として、私の実の父と同い年であるということ。
この点についてもいろいろと考えさせられました。
まだ日本では記事が出てないようなので、とりあえず、詳細はまだ不明ですが、ブログ記事としてアップしました。
世界中の音楽ファンを魅了したSteely Danサウンドを、ありがとう、ウォルター。
Walter Carl Becker
(born February 20, 1950 - died September 3, 2017)
享年67歳。
どうぞ、安らかに眠ってください。。。
1972年、デビュー当時のライブ映像。
Cant Buy A Thrill から "Reelin’ in the Years"
https://youtu.be/nKEZdTW0-9Eキャント・バイ・ア・スリル エクスタシー プレッツェル・ロジック うそつきケイティ 幻想の摩天楼 彩(エイジャ) トゥ・アゲインスト・ネイチャー エヴリシング・マスト・ゴー (DVD付) FM ― オリジナル・サウンドトラック 11の心象 Eleven Tracks of Whack Circus Money
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この夏発売になったAOR関連の書籍たち
みなさん、こんにちは。
さて!
昨今の、AOR再燃ブームで、近年いろいろな書籍が発売されていますが、
今年の夏もいろいろと発売されましたね。
まず、
中田利樹さんのAOR AGEシリーズ、第8弾。
今号は、来日を控えた Donald Fagen (Steely Dan) の特集です。
泣く子も黙る世界最高峰のカリスマドラマー、故ジェフ・ポーカロ氏(Totoのドラマー、リーダーとしても知られる)の追悼特集があったり、当ブログ執筆している私のプロフィールにもちょこっとジャンルの説明として書いているヨット・ロックについての考察、北欧でのAORブームが熱いことなど、いろいろと現代のAOR事情についても深く書かれています。
ご購入は以下リンクからどうぞ。
そして、音楽雑誌の老舗『レコード・コレクターズ』誌でも、Donald Fagen 特集が組まれております。
こちらも、読み応え抜群です。
さすが、古くからある音楽雑誌です。
ご購入は以下リンクからどうぞ。レコード・コレクターズ 2017年 09 月号
そして、シンコー・ミュージックからは、Steely Dan特集のスペシャルなムック。
『THE DIG Special Edition スティーリー・ダン』が発売されて間もないです。
※ ムックとはMagazine(雑誌)とBook(本)の中間のような存在で、MOOKといいます。
AORのみならずロック&ポップスを語るに、スティーリー・ダンは避けては通れません。
必読ですね!
スティーリー・ダンが音楽的に世界に与えた影響はビートルズ並みだと私は思います。
そして、、、
スティーリー・ダンといえば、先日ドナルド・フェイゲン氏の相方であるウォルター・ベッカー氏が急逝したこともあり、これは持っておきたい1冊です。
ご購入は以下のリンクからどうぞ。
これらは当ブログの読者様にはぜひ手元に置いておいてほしい書籍です。
そして、そして!
本日発売!
あの、歴史ある超有名雑誌の『Guitar Magazine』さんでは、
日本のAOR、すなわち、シティー・ポップ、そして、日本のフュージョンが取り上げられるだけでなく、
AOR好きなら知らないわけがないイラストレーターの永井博さん描き下ろしによる表紙がたまらない一冊です!
注目すべきは、あの金澤寿和さんがインタビューされる側として参加。
もともとは執筆依頼だったのだそうですが、金澤さんのスケジュールがいっぱいいっぱいでこのようなレアなケースに。
詳細は教えてもらえませんでしたが、とにかく本日、ワタシも買います。
本日発売ですよ! (2017年9月13日)
ご購入は以下のリンクからどうぞ。
AORファン必携!
中田利樹さんの、「AOR AGE」シリーズ
バックナンバーはコチラからどうぞ。
からの、上で紹介しました現時点での最新号
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”TRISTAN” (過去記事リブログ)
みなさんこんばんは。
昨年、当ブログでもご紹介しました、イチオシバンドのTRISTANですが、9月に来日した際に、その情報が私は把握しておらず、行けなかったことを嘆いていました。
すると、ヴォーカルのEvelyn Kallanseeさんから某SNSにて友達リクエストをいただきまして、お友達になりました。
ビックリです。
とにかく、私が頼まれたのは日本の音楽リスナーへ彼らの音楽を広めてほしいとのこと。再び来日できるように。
というわけで、彼らの最高傑作と私的に感じている昨年日本発売になった『LIFE STYLE』というアルバムの紹介記事を、自己リブログしますので、あらためて、聴いてみてください。
リブログ記事
↓(クリックでジャンプします)Full Power Lifestyle Live in Concert
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【訃報】 MILES PORCARO
訃報です。
私は、今、とてもやるせない気持ちで悲しみに暮れています。
故ジェフ・ポーカロ (Jeff Porcaro) の息子の一人、マイルス・ポーカロ (Miles Porcaro) が亡くなりました。
ジェフの奥様でありマイルスのお母様であるスーザンが気持ちを打ち明けるとともに、彼の死の報告がありました。
読んでいると涙があふれます。
愛する旦那さんと息子さんを失った痛みは計り知れないでしょう。
1992年、夫であるジェフが急逝し、そしてそのジェフの弟マイクが難病ALSと闘ったのち2015年に亡くなってしまい、今度はジェフの息子さんマイルスが・・・。
私は深い悲しみに暮れています。
以下、スーザン・ポーカロによる報告文章。
(原文ママ)
My heart is broken. I am devastated. My Miles is gone. He's now in heaven with his Daddy. Milo, thank you for the rainbow. I saw it as I looked out over the grass you used to play on and the water you used to swim in. I know it's from you. You were an amazing gift. I will always remember your infectious laughter, your beautiful smiles, your warm hugs. I hope you are now at peace. And, I hope that one day I, and your brothers, and all of your family members and friends, who loved you so much, can find peace and understanding. But, right now I can't imagine not feeling this pain when I think of you. I am so incredibly sad. Truly heartbroken.
I will love you forever and ever my dear, sweet son.
Susan Porcaro Goings
October 4, 2017
引用元:Susan Pocaro Goings Facebook
私は、これを読んで、ショックのあまり言葉を失い、涙あふれました。
以下の写真とともに掲載されていました。
まずは、
在りし日の故ジェフ・ポーカロ と、息子のマイルス・ポーカロ。
それから、
母スーザンとマイルスの仲睦まじい写真。
そして虹がかかった。
マイルス・ポーカロさん
安らかに眠ってください。
Rest In Peace MILES PORCARO.
そして、
ジェフ、マイクの二人も、やすらかに・・・
Rest In Peace Jeff & Mike Porcaro
中学時代、TOTOとの出会いが私の音楽へのこだわりのスタートでした。
カリスマドラマーとして高校生の時からプロのミュージシャンから声がかかり、自分のバンドがやりたいからと、最初は断っていたジェフ。
しかしやがてプロのセッション・ミュージシャンとして1972年にデビュー。
1977年にはTOTOを結成。翌年1978年にはTOTOがセンセーショナルなデビューを果たし、ロックを基調にジャズやソウル、R&Bなどの要素を盛り込んだ新しい音楽を作った。それがAORの基礎となった。
ポーカロ3兄弟の長男だったジェフは、自身のバンドTOTOをやりながらも売れっ子セッション・ドラマーとしてマイケル・ジャクソンをはじめとした超大御所のバックに起用され、世界中がTOTOのようなサウンドを!というムーブメントを作り出した。
そのレコーディング・セッション数は、枚数にして軽く1000枚を超える。
唯一無二のドラムプレイは誰もが憧れ、今なお熱気冷めやらず。『ジェフ・ポーカロの(ほぼ)全仕事』なんていう書籍が発売されたのも記憶に新しい。幾度となく、音楽雑誌や書籍に取り上げられていた。まさにカリスマ的ドラマーだった。
しかしジェフは1992年に38歳という若さで急逝。その後TOTOは一度は解散という道を選ぼうとするも、ジェフの遺志を継いで、継続することとなる。
後任のドラマーはこれまた凄腕セッション・ドラマーのサイモン・フィリップスだった。
一方、ジェフの弟であるマイク・ポーカロは2008年、ボズ・スキャッグスとTOTOのジョイントコンサート(私も参戦しました)を最後に、ALSという今なお治療法のない難病の治療に専念することとなり、マイクのいないTOTOは存続する意味がないと、ジェフ亡き後のリーダーであるスティーブ・ルカサーは無期限活動停止を発表。
しかし、マイクの治療費のため、ALSの医療研究費のため、ライブ活動を再開することとなったが、2015年、マイクは闘病生活ののち、亡くなった。マイクもまた、凄腕セッション・ミュージシャンとしてベース・プレイヤーの憧れの的であった。
ポーカロ兄弟以外にも、2代目ボーカリストであるファーギー・フレデリクセンも2014年に末期のがんで亡くなっている。
こんなにもボロボロになったTOTOであるが、現在、亡くなったメンバーたちの遺志を継ぐという形で、現在も活動を継続。
2015年、マイクが亡くなったとほぼ同時にリリースされた、現時点の最新作である『TOTO XIV~聖剣の絆〜』は2000年代に入ってからの最高傑作といえる作品となった。
現在、TOTOはヨーロッパをはじめとし、ツアーを行っている。
年が明けてからだと思うが、日本にも来るとのこと。
日程はまだ未定。
ジェフをはじめとしたメンバーの死を絡めてTOTOの歴史を軽く語ってしまったが、私にとってジェフは最大のリスペクトをするドラマーであり、彼を超えるドラマーはいまだに出現していないと思う。
私にとって、ジェフは特別な存在であり、マイクもまた特別だった。
そんな中、今回の訃報。
ポーカロ家は一体どうなっているのか。
なぜこんなにも不幸が続くのか。
悲しくて仕方ないです。
正直胸が張り裂けそうなくらい、ショックです。
かつてのポーカロ3兄弟は末っ子のスティーブ・ポーカロだけになってしまった。
しかし、これからも、私はTOTOを応援していきます。
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THIERRY CONDOR
みなさん、こんにちは!
スイス育ちのシンガー、Thierry Condor(ティエリー・コンドル)さん。
2014年には、彼のソロ作として力作である前作『Stuff Like That』(2013年作) は既に紹介していますが、そちらは以下リンクからお読みください。(音源、アマゾンの直リンクあり)
→ https://ameblo.jp/recomania/entry-11926469115.html
さて、前作から3年。2016年3月に発売となった、ソロとしてのセカンド作は
『So Close』(2016年作)
であります。
この、Thierry さんは、知る人ぞ知る、欧州の名プロデューサーでミュージシャンである Urs Wiesendanger のお抱えシンガーでありまして、
Thierryさんの作品はほぼ全てプロデュースしております。
そのため、Thierry Condorさんの作品は一定の高いクォリティを保っており、
AOR、Yacht Rock (ヨット・ロック)の名曲のカバーからクリスマスソング、そしてオリジナル曲など、様々な作品をリリースしてきました。
今回の、『So Close』は、オープニングからもうツカミはOKといった感じで、
1982年に、Kenny Loggins (ケニー・ロギンス) がDavid Foster (デヴィッド・フォスター)や Michael McDonald (マイケル・マクドナルド)と作ってヒットさせた「Heart To Heart」の名カバーで始まるという、最高なオープニングです。
続く2曲目「Just Call」は、Jeff Lober (ジェフ・ローバー)をフューチャーした最高のAORナンバー。
そして3曲目「Love Will Rise And Fall」はオリジナル曲ですが、
80年代の、David Foster (デヴィッド・フォスター)が絡んだChicago (シカゴ) を感じるような作風で、これもまた素晴らしいです。
とまぁ、かなり80年代のAOR黄金期を再現した最高のアルバムなのです!!
4曲目以降も、AORのヒット曲のカバー曲もあり、全12曲、あっという間に聴き終ってしまうくらい内容が素晴らしい。
これは、ぜひ皆さんのお手元に置いておいてほしいものです。
Thierry Condor - So Close (Album Teaser)
https://youtu.be/l2LX2rdaa0E
いかがでしょう
全体通して、アーバン・メロウを極めていますね。
さすが、Urs Wiesendanger が絡むと素晴らしい作品になります。
PVがいくつかアップされているので、
まずは、コレを。アルバム4曲目。
Olivia Newton-John (オリビア・ニュートンジョン)の1978年の名曲のカバーで、
「Deeper Than The Night」 (feat. Tom Scott )
オリビアの曲ですが、作者はあの Tom Snow (トム・スノウ)さんです。
名ホーン奏者の、Tom Scott (トム・スコット) さんが参加しています。
このPV、私の憧れのクルマであるFord社の Mustang (2013年式)のコンバーチブルに乗って、Thierryご本人が運転しながら歌い、ホーンのTom Scottさんが後部座席でPVにも参加しています。
マスタングに乗ってホーンを演奏する彼の姿は貴重かも!?(笑)
それでは、どうぞ!
THIERRY CONDOR - Deeper Than The Night - feat. Tom Scott
https://youtu.be/0sgsKwe4R1o
♪Musicians♪
(written by Tom Snow , John Vastano)
Drums, Keyboards, Bass and Percussion : Urs Wisendanger
Guitar : Dominik Rüegg
Backing Vocals : Sabina Stokes, Thierry Condor
Sax Solo : Tom Scott
次のPVは、アルバム9曲目。
Ernie Watts (アーニー・ワッツ) の1985年作からのカバーです。
「Music Prayer For Peace - feat. G-Sax」
とってもアーバン・メロウで心地いいナンバーです。
なんといっても、1分以上にわたるサックスのソロがたまりません!
AORというより、スムース・ジャズでしょうね。
素晴らしいです。
では、どうぞ!
https://youtu.be/XEcRiptDiAE
♪Musicians♪
(written by Phil Perry)
Drums, Keyboards, Bass and Percussion : Urs Wisendanger
Guitars : Claudio Cervino
Sax Solo : G-Sax
Flugel Horn section : Bernhard Schoch
いかがでしたか?
これは先にも申しましたが、ぜひ!ぜひ!お手元に!
アマゾンでのご購入は以下リンクから。
(楽天では取扱いが無いようです。)So Close
前作『Stuff Like That』 (ジェイ・グレイドン参加盤!)はコチラ!Stuff Like That
紹介記事:https://ameblo.jp/recomania/entry-11926469115.html
これから来たる、クリスマスのために、当ブログでも紹介済みのクリスマスアルバムはコチラ!A Christmas Eve in L.A.
紹介記事:https://ameblo.jp/recomania/entry-11959495966.html
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TOMI MALM
みなさん、こんにちは!
さて、みなさんは覚えているでしょうか。
2009年に発売され、David Foster ファンを含め、AOR好きの間で話題沸騰だったあの盤、
『FLY AWAY - The Song Of DAVID FOSTER』を。
覚えていますか?
あれは、スペインのレーベル、CONTANTE & SONANTE からリリースされ、
David Foster名作の数々を現代風にアップデートした作品でした。
これに限っては日本盤も楽曲差し替えでリリースされたというもの。
このとき、プロデューサー/アレンジャーとしてアルバムを取り仕切り、バックの演奏としてキーボード、ベース、バックコーラスなどにも参加していたのが、
今回ご紹介する、TOMI MALMさんなのです。
上に書いたとおり、なんでもこなせるマルチなミュージシャンです。
そんな彼が先月、同じく CONTANTE & SONANTE からリリースしたのが
今回ご紹介する彼のソロ名義アルバム『WALKIN' ON AIR』です。
上記『FLY AWAY - The Song Of DAVID FOSTER』に参加していたボーカリストたちをメインにフューチャーした作品で、今年発表されたAOR作品はさまざまですが、1位2位を争うくらいの上物AORが聴けます。
アルバムの構成も素晴らしく、プロデューサーとしての手腕が素晴らしく活かされた作品。
アルバムタイトル曲 “WALIN' ON AIR”でヴォーカルを担当しているのは
CHICAGOのヴォーカリスト、JASON SCHEFFです!!
トラックリストは以下のとおり。
<TRACK LIST>
1. Kuwakaribisha
2. Favor (Featuring Frank Ådahl)
3. When You're Gone (Featuring Julian Thomas)
4. Walkin' On Air (Featuring Jason Scheff)
5. Show Me A Sign (Featuring Warren Wiebe & ZoSia)
6. Perfect Imperfection (Featuring Jeff Pescetto)
7. Still Life
8. Wouldn't It Be Kinder (Featuring Shem von Schroeck)
9. Let's Get To It (Featuring Jerry Lopez)
10. A Reason To Smile (Featuring Julian Thomas)
11. You Belong To Me (Featuring Clif Magness)
12. Today (Featuring Ashton Moran)
L.A.フュージョンっぽいインストナンバーで幕を開ける本作。
欧州AOR好きには名の知れた名ヴォーカリストたちが唄い、
惜しまれつつ亡くなった、天性のヴォーカリスト、Warren Wiebe (ウォーレン・ウィービ) の発掘音源もさりげなく収録されています。
このレーベルのCEOであるGabriel Rayraに聞くところによると、
そもそもがこのレーベルは今は亡き Warren Wiebe の音源を発掘していくプロジェクトがメインで発動したわけで、今回も1曲だけですが彼の音源があるというのは、Executive Producer、CEOとしてのこだわりですね。
Warren Wiebe といえば、David Foster の秘蔵っ子で、さまざまなデモソングで歌ってきた影の大物ヴォーカリストでした。
CONTANTE & SONANTE から発売されるCDは、かなりの割合で全世界1000枚限定生産のものが多いのですが、本作は限定モノではありません。
そして、時期的にも、今がぴったりくるアーバンメロウな楽曲ぞろいの素晴らしい作品です。
限定生産ではないとは言え、廃盤になるの時期も全くの未定なので、入手できるうちにどうぞ。
私はこのレーベルの作品が好きすぎて各SNSや当ブログで拡散しまくったり、直接CEOのGabrielとのやりとりをしてきたからか、つい先日「you are THE BEST!」なんてありがたい言葉をいただいちゃいました。
何が言いたいかというと、私のブログが好きでいつも読んで聴いて購入してくださってる方々にとって、私の好みがモロに出たここのレーベルの作品はどれも最高!というわけで、ぜひ!皆さんにオススメしたいという話です。
さて本作。
ジャケット写真からも、夏向けAORというより、秋~冬にほっこりと聴きたいAORです。(もちろん夏にもオッケー!)
いつも当ブログでは紹介音源をアップして貼り付けてますが、
選曲できないくらい良質な楽曲が詰め込まれています。
AORといえば、Adult Oriented Rockの略と認識されてますが、
一方で、Album Oriented Rock とも言われることもあり、本作は、どちらにも当てはまる作品です。
バックのミュージシャンも豪華なメンバーが参加しており、
大御所だけ並べると、
ドラムに、元TOTOの Simon Phillips、KARIZMAなどで活躍する Vinnie Colaiuta、それから古くからの売れっ子セッションドラマーの John "JR" Robinson などが参加。
ボーカルに Chicago の Jason Scheff をはじめとし、Crif Magness、Jeff Pescetto、故Warren Wiebe が参加しており、
特に Jason Scheff はベースも弾いています。
キーボードには、AOR語るに欠かせない、元MAXUSのRobbie Buchanan が参加。
L.A.フュージョン界の名サックス奏者 Brandon Fields も参加!
大御所パーカッショニストの Luis Conte も1曲参加しています。
まずは、CD発売前の宣伝用動画をご覧ください。
(バックに流れてるのが上でお話しました、アルバムタイトル曲)
https://youtu.be/lteFwsUm-AM
そして、
今回は各楽曲の、メイキング動画でご紹介したいと思います。
あの、レジェンド級ミュージシャン達が実際にレコーディング中に演奏している姿がや話している姿を見ることができます!
まずは、
Tomi Malm - (The Making Of) Walkin’ On Air #1
https://youtu.be/tCqGrZWkYN0
Tomi Malm - (The Making Of) Walkin’ On Air #2
Feat. Frank Adahl
https://youtu.be/RkOseXSBYZA
Tomi Malm - (The Making Of) Walkin’ On Air #3
Feat. Jason Scheff
https://youtu.be/GEeVoLr25CE
Tomi Malm - (The Making Of) Walkin’ On Air #4
Feat. Warren Wiebe & ZoSia
https://youtu.be/0DNtTbYUMBI
Tomi Malm - (The Making Of) Walkin’ On Air #5
Feat. Jeff Pescetto
https://youtu.be/G3bvGvwYohM
Tomi Malm - (The Making Of) Walkin' On Air #6
Feat. Jerry Lopez
https://youtu.be/iEb1mn7wVZs
Tomi Malm - (The Making Of) Walkin’ On Air #7
Feat. Julian Thomas & Shem von Schroeck
https://youtu.be/MSYAWVhsdOU
※ 新メイキング動画追加 (2017年11月12日)
Tomi Malm - (The Making Of) Walkin’ On Air #8
Feat. Clif Magness
https://youtu.be/Pw4Xe13gImM
※ 現時点で公開されているオフィシャルメイキング動画は以上ですが、
メイキング動画が追加され次第、当ブログにも掲載していきますね!
さて、Tomi Malm さんがどんなルックスなのか気になる方、こんな感じです。
(Official Facebookより)
いや~、ナイスガイですね~!!
それでは、
このCDを購入できるWebサイトのリンクを貼っておきます。
Conante & Sonante Official Web Site :
https://www.contanteysonante.com/←クリック
ここで全曲のイントロ1分ずつ試聴できます。
インディーズレーベルということもあり、普通のCDショップには置いてません。
それから日本盤発売については今のところ、そういう話は出ていません。
輸入オンリーです。
レーベルから直接お取り寄せいただくのが確実です。
こんな感じで届きます。(私に届いた時点)
スペイン、マドリードから。
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ブルー・ペパーズ
みなさん、こんにちは!
さて、昨日11月15日、若手シティ・ポップ・ユニットとしてAORファンのみならず
若い世代にも人気が広まりつつある、ブルー・ペパーズの初となるフル・アルバム!
『レトロアクティヴ』
がリリースされました!!
都内にあるコアな音楽好きの集う店「ディスク・ユニオン」各店では開店から間もなくして完売状態。
タワレコさんでも大きくコーナー展開しており、ますます彼らの名が広まっていることを身に染みて感じております。
デビュー直前に音楽談義させてもらったことのある福田直木くん、彼のほうから話しかけてくれなければ、私はこの素晴らしきユニットをスルーしていたことでしょう。
今では私はブルー・ペパーズの大ファンです。
なんといっても彼らは期待を裏切らない!
さて、彼らの記念すべきデビュー作は、
2015年10月7日発売の6曲入りシングル(ミニアルバム)
『ブルー・ペパーズ EP』です。
そのオビにはこう書かれています。
「SNSで話題沸騰の現役大学生ツーメン・ユニット、遂にデビュー。ハイレヴェルのAORサウンドで、都市型ポップス・シーンにスパイスを振りまく。」
当時の紹介記事はコチラ
→ https://ameblo.jp/recomania/entry-12082031331.html
この作品にあたっては、キリンジなど様々なミュージシャンが多数の熱いコメントを残しています。(上のURLの記事に記載しています)
そして、この『ブルー・ペパーズEP』から、2曲入りのシングル
『6月の夢 / 汗は甘い口づけ』が2016年1月20日に発売。
アナログ盤の7インチシングルです。CDではありません。
このアナログ盤シングルリリースは、アナログ派の私がデビューCDのリリース当時に中身を聴いた私が、福田くんに対して「アナログでも出してほしいな~」なんて言っていたのと、彼自身がアナログ盤に興味持ってくれたことが影響しているのかもしれません。
現に、80年代AORのアナログ盤のオビの文句がクソダサいのが面白いということで、彼自身、ツイッターに画像上げまくっていますしね。
お母様もなかなかのアナログ盤のコレクションがあり、やはりそういうところからもアナログという形でもリリースしたのかと思います。
もちろん私以外のアナログ派からのお願いも多数あったことでしょう。
というわけで、
本作にも収録されている次なる新曲2曲入りシングル『ずっと / 秋風のリグレット』は、
アナログ盤に、更にCDを付ける形でリリースされました。
CD派、アナログ派、どちらも楽しめる形のリリースは評価すべき点だと思いました。
アナログ盤がブームになってもう何年も経ちますが、海外の新譜レコードにはMP3ダウンロードチケットが入っていたりしますが、圧縮データのMP3よりCD音源のほうが断然音がいいですしね!
その新曲シングルは記事として書かせていただきました。
既に読んだ方もいらっしゃると思います。
ジャケットが、分かる人には分かるネタで、おふざけ感だけではなく愛聴盤へのリスペクトということが伝わるものでした。
『ずっと / 秋風のリグレット』紹介記事は以下。
→ https://ameblo.jp/recomania/entry-12297222091.html
※ フルコーラスのオフィシャル動画あり!
さて、本題のこの新作アルバム『レトロアクティヴ』ですが
まずはトラックリスト。
01. 八月の影法師
02. 秋風のリグレット ←シングル発売済み
03. ふたりの未来 (feat. 佐々木詩織)
04. 6月の夢 (feat. 佐々木詩織) ←シングル発売済み
05. さみだれダイアリー
06. 汗は甘い口づけ ←シングル発売済み
07. ずっと (feat. 佐々木詩織)
08. コバルトブルー (feat. 星野みちる)
09. Interlude
10. サーチライト
11. 秋霜
以下、レビュー。
CDをプレーヤにセットし、プレイボタンを押すと、
オープニングからホーンセクションが効いた軽快なAORソング(新曲)が飛び出してきて、気分上がります!
そして、2曲目に突入するわけですが、これは80年代AORそのものなサウンドから展開する私的イチオシ「秋風のリグレット」。これは上に書いたように、アナログ+CDのシングルで先行発売済みですが、この曲順で聴くとまた新鮮です。
続く3曲目「ふたりの未来」は、古くから山下達郎さんのバックコーラスで有名すぎる佐々木久美さんの娘さんで大学生の佐々木詩織さんをヴォーカルにフィーチャーした70年代後半のシティ・ポップを思わせる好ナンバー。
さすがベテラン佐々木久美さんの娘さんというだけあって、鳥肌ものの歌唱が聴けます。
これが20代の力総結集か!という素晴らしい楽曲。
4曲目。これは最初のシングル『ブルー・ペパーズEP』に収録されていた「6月の夢」ですが、こうやってアルバムの中の1曲として聴くと、不思議とまた新鮮なのですね。
こちらも佐々木詩織さんのリードヴォーカルが美しい楽曲。
井上くんのキーボードがキラキラと美しいです。
ドラムも素晴らしいです。
5曲目。新録です。ふたたびヴォーカルが福田くんになり、楽曲自体、どことなく昔のユーミンを感じました。それでいて新しい感覚。作曲自体も福田くんが担当しており、AOR、シティ・ポップのマニアらしい、素敵な楽曲になっています。
って、まだ大学出て間もない彼ですが、このセンスには驚き。
6曲目「汗は甘い口づけ」。これは既に6曲入りデビューシングルに収録されており、このEPの中では私的に一番好きなだったもの。ブラジルっぽさをエッセンスに、オシャレ感ハンパない楽曲です。ヴォーカルはやっぱり福田くん。
と、ここまで書いて、私は福田くんのなんとも押しの強くない心地いいヴォーカルが好きだということにお気づきかもしれない。
7曲目「ずっと」は再び佐々木詩織さんヴォーカルの曲。「秋風のリグレット」のA面として既にシングルでお披露目済み。なんでしょう、この心地よさ。何度も聴いたはずなのに、鳥肌がきますね!
8曲目「コバルトブルー」は元AKB48の星野みちるさんをフィーチャー。
彼女のソロ作を聴いた方は分かると思いますが、元アイドルグループというのが信じられない音楽センスの良さと、歌唱の表現力。特に彼女のセンスには、ソロとなってから光り輝いており、AKBには全く見向きもしなかった私が注目しているくらい素晴らしい!
この曲では、楽曲のイメージ通り、優しく表現力豊かに歌い上げる星野みちるさんのヴォーカルで楽しむブルー・ペパーズの楽曲は実にベストマッチだなと思うのです。彼女を選んだブルー・ペパーズの感性がスバラシイ!
9曲目「Interlude」はタイトル通りインタールードです。ブラジリアンな感じで次の曲へとつなぎます。こういうところが楽曲詰め合わせじゃなく、アルバム志向、つまりはAlbum Oriented RockとしてのAOR作品と呼べる部分です。
10曲目。「サーチライト」はイントロからモロにスティーリー・ダンしていて、思わず「うっほ!」と声が出ました。イントロこそスティーリー・ダンですが、サビに入ると難解なスティーリー・ダンよりポップに仕上げていて、うまいなと思いました。が、やっぱり随所にスティーリー・ダン色が出てきますね。思わずニンマリ。この手のサウンドはかなり好きですね。ここの読者さんもきっと同じ反応してくれるでしょう。
AORファンなら、きっとコレに一番反応するのではないでしょうか。彼らがいかにスティーリー・ダンをリスペクトしていて、ああいう古いAORサウンドをやりたいのかというのが伝わってきます。しかし普通の若者にも売れたい、そんな葛藤が彼らにはあるようですが、こうやってやるとこはやる!といったアルバムは好感持てます。
11曲目。「秋霜」。最後を締めくるるにいい、スロー・ナンバー。これはすべて井上くんが作曲から楽器演奏、ヴォーカルを担当してます。これぞ井上サウンドということ!
イントロでちょっと思い出したのが、細野晴臣さんなど現在の大御所のいた、はっぴぃえんど。
こんなにも優れた楽曲を作れる新人アーティストは今現在では希少です。(メジャーでは)
私のように音楽演奏を少しでもかじったことのある人間には、絶対にこのコード進行やメロディーラインに反応していただけるはず。
少なくともタワレコでは大々的にコーナー展開していますし(店舗による)、コアな音楽好きの集まるディスクユニオンで開店とほぼ同時に即完売という状況。
つまりはこのCDは数年後に中古市場でワンコインになっちゃうような作品ではないと断言できます。
語ってばっかりでは、ピンとこないと思うので、購入がまだの方は、まず試聴していただきたい。
それでは、
オフィシャルYouTubeで各楽曲のサワリだけ聴いてもらいましょう。
https://youtu.be/_N93uRcGwb8
はっきり言わせてもらいます。
この動画を私はリリース前から聴いてましたが、CDを手にしてフルコーラス聴くと、このサビだけの動画では伝わらなかった良さが見えます。
この、サビだけの宣伝動画を見て、「ん?いいんじゃないの?」と思って、実際に買ったあなたは、きっと聴いてみて「わお!これすごくイイじゃん!」となるはず。私がそうでしたから。
サビだけじゃ音楽は語れませんね~。
特にこういった凝った音楽は。
ぜひ買って下さい!!
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【訃報】 DAVID CASSIDY
アメリカの60年代からのポップカルチャーを引っ張ってきたティーンアイドル、そして人気歌手であり、俳優としても人気だった David Cassidy (デヴィッド・キャシディ) が先ほどお亡くなりになったと、CNNの速報によって報じられました。
役者の両親のもとに生まれ、10代でブロードウェイ・デビュー。
『パートリッジファミリー』での長男キース役で大ブレイク。
日本でもやはり、『パートリッジファミリー』からのファンの方が多いのではないでしょうか。
近年の俳優作品では、超人気の海外ドラマ『CSI:科学捜査班』などにも出演。
ティーンの時期を過ぎてからは地道に俳優や歌手活動をしていた彼ですが、
今年2017年の始めの頃までライブ活動を行なっていたところ、認知症と診断され、今後の余生は治療に専念しつつ残りの人生を楽しむつもりだと言っていた矢先の訃報でした。
大切な家族に見守られながら、息を引き取ったそうです。
1950年生まれで享年67歳でした。
死因は「肝不全」とのことです。
歌手としての初期のヒットソングである『Daydreamer』(1973年作)を聴いて、
彼の死をしのびたいと思います。
https://youtu.be/xqPjE7qHJs0
この曲は、当ブログでも登場したGINO CUNICO も歌っているウェストコースト系AORの名曲であります。
そして、山下達郎さんもカバーして日本でもなじみ深い、ビーチ・ボーイズのこの名曲もカバーしています。
『Darlin'』(1975年作)
https://youtu.be/AqMsEQwxZzY
以下、代理人による、公式Facebookの投稿。
とても、おツライ気持ちが痛いほどに、伝わって涙あふれます。
Rest In Peace DAVID CASSIDY...
彼の代表作は以下アマゾンのリンクから購入できますCherish ROCK ME BABY / CHERISH 夢のつぶやき 青春のポートレート(紙ジャケット仕様)
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TOTO【Black Friday限定盤と新譜情報】
みなさん、こんにちは。
本日は、ブラック・フライデー。
アメリカ発、世界的イベントの『レコード・ストア・デイ』も「ブラック・フライデー」向けに多くの限定アナログ・レコードをリリースしました。
街のレコード・ショップには朝から行列が出来ていました。
(私も新宿にて並びました)
私の目当ては、
TOTO の、10インチのピクチャー盤。
全世界でたったの3000枚限定生産盤です。
そもそも、日本に入ってくるのか?と疑問でしたが、幸い入手できました。
1978年にセンセーショナルにデビューしたTOTOも、
度重なるメンバーの死など苦難を乗り越え、来年2018年には40周年を迎えます。
というわけで、デビュー曲である “HOLD THE LINE” の最新リマスター音源をA面に、
B面には、なんと来年リリース予定の新曲 “ALONE” を収録!
A面に収録された “HOLD THE LINE” は半年前くらいにギターでリーダーの Steve Lukather が、「イコライザーなど全く未加工のSONY時代の生の音が入ったテープを引っ張り出してきた」と言っていましたし、40周年に向けて動いていたのはファンには知れたことでしたが、何をしたかというと、最新技術によるリマスターです。
超敏腕エンジニアのElliott Scheiner (エリオット・シャイナー) をはじめとしたエンジニアたちによって全くの新しいリマスタリングになっており、特に Jeff Porcaro のバスドラがドスっと腹に響き、心地よくなりました。再生機器に音質が左右されるのがアナログ盤なので、一概にどうとは言えませんが、私のオーディオ・システムでは今までで最も心地のいい “HOLD THE LINE” が聴けたような気がします。
私のターンテーブルに載せた写真。
デビュー当時のオフィシャルミュージックビデオの動画しか今はYouTubeにはないですが、載せておきます。(音質は良くないです)
TOTO - Hold The Line (1978)
https://youtu.be/htgr3pvBr-I
さて、B面。
“ALONE” と名付けられたこの新曲は、私が管理人を務めるココAmebaの「TOTOぐるっぽ」にて既に告知済みですが、TOTOのデビュー40周年記念アルバム(リマスター・ベスト盤)の中の新曲トラックとして、いち早く音源が公開されたのもつい最近。
その数日前から、11月15日にビッグニュースがあるぞ!と Steve Lukather が語っていました。
それがこの新曲のことでした。
これを聴いた世界中のファンが狂喜しましたね。
なんといっても、L.A. の実力派ドラマーの、Vinnie Colaiuta (ヴィニー・カリウタ) がドラムを担当しているんですもの!!
1992年に Jeff Porcaro が亡くなってからのTOTOをず~っと支えてきた Simon Phillips は自分のプロジェクトに専念するためにとっくに辞めてしまっており、ドラムが重要なこのTOTOというバンドのドラマーは毎回アルバムリリースやツアーの際に注目されてきましたが、
まさかの、Vinnie Colaiuta が参加とは、嬉しい限りです。
ぜひツアーにも同行してほしいところではありますね。
で、この新曲、“ALONE”
なかなかの大人なロックに仕上がっていて、さすが数々のセッションをこなしてきた彼らだけあって、70歳前後のメンバーで構成されてるバンドとは思えない、パワフルなサウンドを聴かせてくれます。
まだまだ、TOTOはイケます!
というわけで、来年を待てずに公開してくれたオフィシャルYouTubeにて、
“ALONE” どうぞ。
TOTO - Alone (2017)
https://youtu.be/UlFU8fPGezk
そして私のターンテーブルに載せた写真(B面)。
さてさて、
40周年記念アルバムのタイトルは、
もう、ご存じの方も多いかと思いますが、
『Greatest Hits - 40 Trips Around the Sun』
と言います。
<TRACK LIST>(予定)
1. Alone
2. Spanish Sea
3. I'll Supply the Love
4. I'll Be Over You
5. Stranger In Town
6. 99
7. Struck By Lightning
8. Pamela
9. Afraid of Love
10. I Won't Hold You Back
11. Jake to the Bone
12. Stop Loving You
13. Lea
14. Hold the Line
15. Georgy Porgy
16. Rosanna
17. Africa
ちなみに、1984年のアルバム『アイソレーション』のレコーディング時の未完成に終わったマルチトラックテープを使用したという、当時のJeff Porcaro、Mike Porcaroなど亡くなったメンバーの演奏音源にオーバダブして完成させた楽曲が新曲としてまぎれています!!!
現在残されたメンバーが亡くなったジェフやマイクと演りたいって気持ちが伝わり、私は聴いたら涙が出てしまうかもしれません。。。
「Spanish Sea」という新曲がそれ!
これは古くからのファンにはありがたい音源公開ですね。
ブラック・フライデーの10インチ盤からの来年リリースの40周年記念アルバムのご紹介でしたが、
このアルバムのほうも、アナログ盤(2枚組)がリリースされるようです。
ただし、輸入盤オンリーで。
発売はCDその他同時で2018年 2月 9日。
ただし日本盤CDは先行発売になります!
2018年 2月 7日 発売。
デジタルダウンロード配信は、全世界共通で、2018年 2月 9日。
ご予約はコチラから。
<国内盤>40トリップス・アラウンド・ザ・サン ~グレイテスト・ヒッツ~
<輸入盤CD>
<デジタルダウンロード>
アナログ盤は今予約できるのは本家アメリカのアマゾンにて。
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【訃報】 ROBERT "POPS" POPWELL
訃報です。
既にご存じの方はいらっしゃるかもしれませんが、
伝説のベース・プレイヤー、Robert Popwell (ロバート・ポップウェル) が
先日、11月27日にお亡くなりになりました。
テネシー州レバノンの自宅で、誕生日を迎える12月末を前に、愛妻と3人のお子様を残してお亡くなりに。
享年66歳。
本名は Robert Lee "Pops" Popwell (ロバート・リー・“ポップス”・ポップウェル)
1950年生まれ。
前回の訃報記事にしました David Cassidy や Walter Becker、2015年に亡くなった Natalie Cole と同い年です。
彼はセッション・プレイヤーとして多くの活躍をし、多くの作品に参加してきましたが
彼が正式メンバーとして、バンドに所属していたのは、
皆さんご存知、The Young Rascals (ザ・ヤング・ラスカルズ)や、その後は名Jazz/FunkバンドThe Crusaders (ザ・クルセイダーズ) のベース担当で。
そのあたりから知名度がグンとアップしたわけなのですが。
それが1970年代前半。
彼のベースは実にグルーヴィーで、なかなか今時こんなグルーヴを出せるベーシストはいません。
ソウル界の女王、Aretha Franklin (アレサ・フランクリン)のバックの演奏も担当していました。
あの、The Rolling Stones (ザ・ローリング・ストーンズ) の Ron Wood (ロン・ウッド) のソロ作『Gimme Some Neck』にも参加。
Larry Carlton (ラリー・カールトン) の作品にも起用されたりしていました。
中でも我々AORファン、とりわけ私のようなTOTOファンに一番なじみ深いのは
『The Greg Mathieson Project - Baked potato Superlive!』
でしょう。
今は亡き、Jeff Porcaro がぜひ彼とやりたいと、そんなわけで実現した
まさにレジェンドたちの共演。
メンバーは、
Keyboards: Greg Mathieson
Guitars : Steve Lukather (TOTO)
Drums : Jeff Porcaro (TOTO)
Bass : Robert Popwell
エンジニアにあのJay Graydonが。
L.A. にある 『the Baled Potato』という小さなライブハウスでの最高のジャムセッションがレコードとして発売されたのが、1982年。
録音は1981年の12月13日~15日のセッション。
まさに最高のライブ盤です。
JeffのドラムはRobert Popwellのベースとともに最高のグルーヴを醸し出し
Steve Lukather のギターは叫びまくる。
Greg Mathieson のオルガンは最高潮に素晴らしい!!
そんなライブ・セッションでした。
そのオフショット写真がコチラ。
左から
Robert Popwell
Steve Lukather
Jeff Porcaro
Greg Mathieson
もう、Jeffも亡くなり、Robertも亡くなり、
こんなセッションは二度と聴けません。
私はこのセッションのレコードを初めて聴いたとき、
ぶっとびました! あまりのすごさに。
フルでお届けしたいが、彼のベースソロが含まれるこの曲で、二人の亡きミュージシャンを偲びたい。
The Greg Mathieson Project - I Don't Know (1981年録音)
https://youtu.be/d401ihKEaqA
Jeff Porcaro との絡みが素晴らしくグルーヴ感を感じますね!
フルのライブで聴きたい方はCD化されておりますので、
以下Amazonリンクからどうぞ。The Baked Potato Super Live!(紙ジャケット仕様)
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マイクロスター
みなさん、こんにちは!
さてさて、今回ご紹介するのは、
まさに、2010年代の最高傑作
そんな、シティ・ポップ・ミュージック!
AORや、City Pop がお好きな方は必聴!!!
その名は
microstar
(マイクロスター)
佐藤 清喜 (さとう せいき) さんと、飯泉 裕子 (いいずみ ゆうこ)さん
二人組のユニットであります。
佐藤 清喜さんといえば、1990年代初頭に Nice Music というユニットで活躍されていた方で、現在48であり、音楽経験的にも熟された年代で脂ののった時期ともいえます。
というわけで、そんな佐藤さんが Nice Music 解散後にちょうどそのバックでベースを担当していた飯泉 裕子さんを抜擢して新しい2人組ユニットを組んだのが、
今回ご紹介する microstar (マイクロスター) なのであります。
知ってる方には、今さら的なネタかもしれません。
しかしながら、私は今年に入ってから知りまして、タイミングよくアルバムが出たばかりでした。
それ以前に出ていた、7インチアナログ盤 (シングル) の 「夕暮れガール」をとある店で耳にし、
「これはヤバイ!!」
「めちゃめちゃイイ!!!」
と声を出してしまったほど感激したわけで、
それを買おうと思ったときには、時既に遅く、
7000円前後というプレミアがついてしまっています。
ヴィンテージでもなんでもない、2011年に出たアナログ盤シングルがこの価格相場ですよ。
とても手が出ません!
が、内容が良すぎるわけで、価格と希少さで妥当な相場だと思います。
特に、DJされる方には7インチシングルのほうがやりやすいので、この相場でも売れちゃうんでしょうね。
と思っていたら、2016年にやっとCDでアルバムが発売になり、
そこには「夕暮れガール」も収録され、
2017年、今年に入ってから、何とアナログ盤でそのアルバムが出ました!
タイトルは、『She Got The Blues』
[ Track List ]
1. Chocolate Baby
2. Tiny Spark
3. 月のパレス
4. 友達になろう
5. My Baby
6. 夕暮れガール (Album Mix)
7. 私たちは恋をする
8. She Got The Blues
9. 夜間飛行
10. おやすみ
もう、アルバム全体がキラートラックで埋め尽くされています!!
これまで発売されたシングルもアナログ盤で、しかも今は中古市場でとんでもないプレミアがついていますが、
今なら、それらの鬼レアなシングルレコードの音源がアルバムで聴けます。
これは、今買うしかないでしょう!
なんといっても、アルバム通して駄作がない!
全曲にわたって鳥肌もののサウンド!
しかも、音質がとてもイイので思わず大音量で聴きたくなってしまいます。
録音エンジニアも佐藤さんが担当しており、
すべての楽器の演奏も佐藤さんが担当しております。
外部からはコーラスだけが曲によっては参加されていたりします。
とにかく、その
「夕暮れガール」を聴いてみてください。
私のアナログ盤からの音源です。
ターンテーブル: Technics - SL1200LTD
カートリッジ: SHURE - V15VxMR
https://youtu.be/NLF6XZ1HL84
どうですか?
これ、ヤバくないですか?
いちお有名どころの Vivid Sound さんから発売されていますが、
ほぼ自主制作みたいなものなので
今逃すともう高額な中古盤で買うしかなくなるかもしれません!
せっかく録音がイイのでワタシ的にはアナログ盤がオススメ!
アマゾンユーザーさんは以下のリンクからどうぞ。
アナログ盤(LP Record)
(規格番号:HCR-9674)シー・ガット・ザ・ブルース(LP) [Analog]
CDアルバムはコチラ
(規格番号:HCCD-9575)シー・ガット・ザ・ブルース
楽天ユーザーさんは以下からどうぞ!
アナログ盤(LP Record)
(規格番号:HCR-9674)
CDアルバム
(規格番号:HCCD-9575)シー・ガット・ザ・ブルース [ マイクロスター ]
CDアルバム
(規格番号:HCCD-9575)
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RICHAED PAGE【Christmas Song】
今年もやってきました、クリスマス
のシーズンですね!
私は毎年一人ですが、1年で一番好きな季節です。
(ただ寒いだけは苦手ですが)
街はキラキラとイルミネーションが輝き、カップルたちはデート。
とにかくロマンティックな季節
独り身の方々も私のように自室にツリーなど装飾して一人自己満に浸るもよし。
仲間とクリスマスパーティーなど開いたりしても楽しい季節です。
そんな光景をSNSにアップするのも今の時代ならではの風物詩でしょう。
クリスマス・ソングといえば、定番マライア・キャリーなどもいいですが、
今年のクリスマスは、
いつもよりロマンティック
なクリスマスソングに酔いしれてみませんか?
そんなわけでオススメしたいのが、あの美声2人組AORユニット、
PAGES (ペイジズ)、[のちの80年代洋楽大ヒットで知られるMr.Mister(ミスター・ミスター) ] のRichard Page (リチャード・ペイジ) が2010年にMP3で配信した5曲のクリスマスソング。
[Track List]
1. Lo How A Rose E're Blooming
2. What Child Is This
3. O Come O Come Emmanuel
4. Silent Night
5. I Always Cry At Christmas
2010年の当時はMP3だけでしたが、2014年にはCDとしても販売を開始しています。
タイトルは、
『 5 Songs For Christmas 』
完全自主制作で、入手も日本で正規に買おうとすると、アマゾンくらいしか扱いがないような気がします。
MP3よりCDのほうが非圧縮なので音質で有利なのは当然なので、
私は、CDのほうをお勧めします。
※ CD-Rです
ほんとに、Richard Pageさんが個人的に作って手売りしている状態です。
現在、日本のアマゾンにてCD、MP3と、どちらも購入できます。
2010年から7年たっても日本での正規CD化もされていないので、今後国内盤が出ることもないでしょう。そういう話も出ていません。
収録楽曲について。
5曲ともなかなかの秀逸なクリスマスソングですが、
極めつけは 最後をピアノとヴォーカルだけの、コレ!!
“I Always Cry At Christmas”
タイトルはちょっと悲しげですが、音はとってもロマンティック
さっそく試聴してみてください。
Richard Page - I Always Cry At Christmas (2010/2014)
https://youtu.be/4xlDl-8D2ps
どうでしょう。
実は、これにはオフィシャルの映像があるのです。
このCD、MP3音源の元になった2008年に公開された動画です。
微妙にアレンジが違うので、この動画でしか聴けないバージョンです。
こちらはオーケストラやドラムが入らない完全ピアノだけの伴奏でこれもイイんですよ~
https://youtu.be/fMKI55zartk
このバージョンも発売してほしいですね!
今回ご紹介したCDは、いつ入手できなくなるかも分からない完全自主制作盤です。
この手のものは、生産終了すると中古の相場が極端に上がったりします。
なんといっても、あの Richard Page の自主制作盤ですからね。
ご購入は安く買える今のうちに。
今ならアマゾンでのご購入でクリスマス・イブには間に合いますよ。
ろいうわけで、
CDと、MP3、どちらもアマゾンのリンクを貼っておきますね。
★CDは以下のリンクからご購入いただけます。5 Songs For Christmas
★MP3音源のダウンロード購入は以下のリンクからどうぞ。5 Songs For Christmas
今年も私は部屋にツリーを飾っています。
それでは皆さま、素敵なクリスマスを
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新年のご挨拶 平成30年
WARREN WIEBE - Stars on Disney NOW !
みなさん、こんにちは。
今回ご紹介するのは、台湾オンリーでリリースされた幻のCD
『 Stars on Disney NOW ! 』 です。
タイトル: Stars on Disney NOW ! (Various Artists)
リリース年: 1995年
レーベル: What's Music International Taiwan
規格番号: WCD-2123
ディズニーの名曲をウェストコーストの名ヴォーカリストをフィーチャーしてカバーしたもの。
参加ヴォーカリストは、Suzie Carr、Cynthia Harrell、Kuk Harrell、Greg Evigan、Carrey McSurley、、、
そして!
今は亡き天性のヴォーカリスト Warren Wiebe (ウォーレン・ウィービ) が2曲に参加しています。
この2曲のためだけに持っておく価値があるCDです。
--Track List--
1. A Whole New World / Suzie Carr
2. Medley (3 Songs) / Warren Wiebe & Cynthia Harrell
3. Hi Ho / Kuk Harrell & Willie Mathews Jr.
4. Colors Of The Wind / Suzie Carr & Kuk Harrell
5. Can You Feel The Love Tonight / Warren Wiebe
6. Under The Sea / Kuk Harrell
7. Circle Of Life / Kuk Harrell
8. If I Never Know You / Suzie Carr
9. Kiss The Girl / Kuk Harrell
10. Beauty And The Beast / Cynthia Harrell & Greg Evigan
11. Somewhere Out There / Carrey McSurley (Bonus Track)
今回はその Warren Wiebe が唄っている2曲ともお届けします。
まずは、名曲「星に願いを」から始まる 3曲メドレー をどうぞ。
Cynthia Harrellとの共演です。
WARREN WIEBE & CYNTHIA HARRELL - Medley (3 Songs) (1995)
Medley: When You Wish Upon A Star / Candle On The Water / Someone's Waiting For You
https://youtu.be/L-KXnJOgq48
そして、Elton Johnによって書かれてヒットした邦題「愛を感じて」のカバーです。
映画「ライオン・キング」の中で重要な役割を果たした曲ですね。
劇中で使われたバージョンでは、シンバ(大人)が唄う部分を Joseph Williams (TOTO)が担当してましたね。
それでは、どうぞ。
WARREN WIEBE - Can You Feel The Love Tonight (1995)
https://youtu.be/AXkXMqUgp0U
いかがでしたか?
もし、このCDに出会ったら購入してみてくださいネ。
最後にクレジットを。
MUSICIANS :
Tony Smith, Michael Thompson, Craig Sharmett, Dave Boruff
PRODUCED BY : Tony Smith
RECORDED, ARRANGED and MIXED BY Tony Smith
MASTERING at CAPITOL MASTERING
TRACKING ENGINEER : Matt Stephens
MIXING ENGINEER : Humberto Gatica (Westlake Studio)
TRACKING STUDIO : Jet Jock Studio, Milagro Stuund, Westlake Cinco Sound, Michael Thompson Studio, Dave Boruff Studio
MIXING STUDIO : Westlake Studio
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William Sikström
みなさん、こんにちは。
さて、日本では本日が発売日の、William Sikström (ウィリアム・シークストローム)のニューアルバムがアツい!
というわけで、
スウェーデンに住む、若干23歳という若い世代の実力派!
最高のAORを届けてくれました!
彼のセカンドアルバムとなる『Running Out Of Time』が彼の地元スウェーデンで年末12月に発売になり、本日ようやく日本で国内盤がリリースされました。
この新作『Running Out Of Time』では、随所にPagesらしい部分が見受けられ、Pagesが好きな方は間違いなく気に入ってくださることと思います。
彼は、前作『I Will Be Waiting』の日本盤ボーナストラックで Pages (ペイジズ) のカバーをやっていたり、本当にPagesが好きで好きでしょうがないんだなって感じさせてくれる一枚です。
Jay Graydon的なアプローチがあったり、AORへの愛に満ち溢れた作品です。
特にタイトル曲、「Running Out Of Time」はモロにPagesです。
この曲の試聴音源が公開されたのが去年の夏前でしたからね。
ほんと待ちに待ったリリースです!
待った甲斐があったと納得のハイレヴェルなAORサウンドが満載!
しかも9曲収録ということで、多すぎないところもイイです。
まずはその、アルバムタイトル曲の試聴音源を聴いていただきたいです。
Track 4 : "Running Out Of Time" 試聴音源
どうです?
では、アルバム全体の試聴音源も彼はアップしてくれているので、
聴いていただきたいと思います。
2本続けてどうぞ。
Album Teaser 1
Album Teaser 2
いかがでしょうか。
これを聴いて、「買わない」という選択肢はないと思います。
Track List
01. It's Not My Style
02. This Time
03. Ends With You And Me
04. Running Out Of Time
05. Better To Love
06. Shoot The Moon
07. Never Too Late
08. You Will Never Know
09. I Won't Stop
トラック5でのリードヴォーカルは、2015年に結婚した奥様であるRakel Sikströmが唄っております。
トラック6でのギターソロ以外のすべての楽器はWilliam本人がすべて担当してます。
年明け早々に最強のAORアルバム完成!といったところですね。
これは、ぜひお手元に。
聴いてみてくださいネ。
購入は以下のリンクからどうぞ。ランニング・アウト・オブ・タイム
彼のファーストアルバムも素晴らしいです。
ボーナストラックに、Pagesのカバーあり!アイ・ウィル・ビー・ウェイティング
楽天ユーザーさんはコチラからどうぞ
ファーストアルバムはコレ
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河合奈保子 feat. STEVE LUKATHER
みなさん、こんにちは。
さて、今回は日本のポップシンガー、河合奈保子が放つ、US録音盤の2作目として知られる『9 1/2 ~ NINE HALF』であります。
河合奈保子さんはアイドル歌手でありながら実力のあるシンガーです。
そんな彼女がL.A.の凄腕ミュージシャンたちをバックに見事に歌いあげた作品が本作。
1985年リリースです。
参加ミュージシャンは、
David Foster, Randy Goodrum, Michael Landau, John Robinson, Tom Keane (Keane Brothers, KEANE), Mike Poraro (TOTO), Steve Lukather (TOTO), Michael Boddicker, Bo Tomlyn, Mark Russo, Gail Lopata
作家陣も素晴らしく、
David Foster, Randy Goodrum, Tom Keane, Richard Marx, Humberto Gatica, Perker McGee, Steve Kipner, Paul Bliss
が参加。
まさに、80年代のAORシーンの第一線で活躍していた大スターたちが作詞作曲、演奏しております。
全編を通して素晴らしいの一言ですが、
特にこれ!というのが、4曲目。
“Finding Each Other” です。
なんと、TOTOのギタリスト兼ヴォーカリストであり、当時Michael Jacksonなどの作品で華麗なギタープレイを聴かせてくれていた Steve Lukather (スティーヴ・ルカサー)が、河合奈保子さんとデュエットしています。
つまり、歌っています!
LUKEがTOTO以外でヴォーカルでの参加をするというのは非常に珍しいケースです。
これが、なかなかの良いデュエットに仕上がっているのでぜひ聴いていただきたい!
バックの演奏はすべてデヴィッド・フォスターによるものです。
どうぞ!!
河合奈保子 feat. STEVE LUKATHER - Finding Each Other (1985)
(words&music : David Foster and Randy Goodrum)
Arranged by David Foster.
https://youtu.be/WVSpseJ5qBM
♪Musicians (Album Credit)♪
Drums:John Robinson
Guitar:Michael Landau
Bass:Mike Porcaro
Keyboard:Tom Keane
Synthesizer Programming:Michael Boddicker, John Van Tongeren, Bo Tomlyn
David Foster Played All Instruments on "FINDING EACH OTHER"
"FINDING EACH OTHER" Duet featuring Steve Lukather
Background Vocals by:Tom Keane, Gail Lopata
ご購入は以下のAmazonリンクをクリックで出来ます。9 1/2 NINE HALF
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WARREN WIEBE
みなさん、こんにちは!
さて、今回このジャケットを見て、「え?ガンダム?アニソン?」って思った方多いと思います。
なんと、『機動新世紀ガンダム X 』のエンディングテーマを唄っていたのが、
あの!
WARREN WIEBE なのです!
しかも作曲は TOM KEANE (かつてのTHE KEANE BROTHERS、KEANE の天才兄弟の兄) です。
レコーディングもL.A.の名門スタジオ、ウェストレイク・スタジオで録音されてます。
これが、アニソンにしておくにはもったいないくらいの、上モノAORなのです!
とにかくメロウ♪
スケール感もあり、ハリウッド映画のエンディングに使われそうな楽曲です。
さすがDAVID FOSTERの秘蔵っ子だったTOM KEANE、そしてDAVID FOSTERのお抱えシンガーだったWARREN WIEBEの声。
曲もどことなくDAVID FOSTERの影響を感じますね。
私自身はこのアニメそのものは見ていないのでどんな感じだったのかは分かりません。
とにかく、この曲は、WARREN WIEBE だから当たり前といえばそうなのですが、
ほんとに良いです!
とにかく、聴いてみてください。
Warren Wiebe - Human Touch (1996)
https://youtu.be/3K6fgNlDvns
いかがです?
実はこのシングルCDにはインストバージョンもあり、唄の代わりにサックスが入ってます。
もうこれはスムースジャズ、もしくはフュージョンそのものです!
こちらの音源もお付けしますので聴いてみてください。
WARREN WIEBE - Human Touch ~ Instrumental Version (1996)
https://youtu.be/5-mnwuCvJI4
どうですか。
ジャケットこそモロにアニソンを彷彿とさせますが、中身はかなりアダルティなAORとなっております。
♪Musicians♪
Words : Susanne Marie Edgren
Music & Arranged by Tom Keane
Lead Vocal : Warren Wiebe (Courtesy of 143Records)
Keybords : Tom Keane
Guitar : Tim Pierce
Sax : Marc Russo、Dan Higgins
Background Vocals : Warren Wiebe、Terry Wood、Gigi Worth
Recorded & Mixed at Westlake Studios, The Ranch Sound in L.A.
これと同じ 8cm シングル盤のご購入は以下リンクからどうぞ。ヒューマン・タッチ
CDアルバムで欲しい方は以下リンクからどうぞ機動新世紀ガンダム X SIDE 1
R.I.P. Warren Wiebe
Born July 18, 1953 – Died October 25, 1998
いずれも廃盤でレアです。
手に入るうちに入手してくださいね!
それでは次回お楽しみに♪
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